Glovalish de English

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映画「ペンタゴン・ペーパーズ (The Post)」感想 & 予告編で英会話

映画「ペンタゴン・ペーパーズ(The Post)」

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<あらすじ>

1971年、リチャード・ニクソン政権下では、ベトナム戦争が泥沼化していた。

そんな中、戦況を記録した国防省の最高レベルの機密文書(ペンタゴン・ペーパーズ)がリークする。

NYタイムズは、この文書の存在をスクープするが、政府は事実を隠そうと同社に対して記事の差し止めを求める。一方、ワシントン・ポスト紙では彼らに続けとばかりに、編集主幹のベン・ブラッドリーを始め記者たちの努力により、同じソースから文書のコピーを手に入れることに成功。NYタイムズと同じように記事を出せば、政府により会社は潰されるという経営陣の意見と、報道の自由を守る、という信念の間で社主・発行人のキャサリンの心は揺れる。

 

ペンタゴンズ」予告(日本版)

 

ペンタゴンズ」<感想>

政府が国民に嘘をつく・・・

 

えーっと、なんだか最近どっかの国でも聞いたような???

恥ずかしすぎて国名は出しませんけど笑

 

映画に出てくるニクソン政府とは違い、どっかの国の官僚は嘘をついてただけでなく、公文書を偽造しちゃうくらいだから、もっとタチが悪いです・・・

((((;゚Д゚)))))))ガクブル

 

報道の自由 (freedom of the press) を守るため、必死に戦うワシントン・ポスト紙の出発行人、編集主幹、編集局次長、そして彼らを支える記者たち。

 

実話を基にした社会派ドラマではありますが、政府VSメディアの図式がはっきりとしているし、変に間延びした感もないし、最初から最後までストーリーに没入できました。

 

ただ、私自身法廷ドラマ「Law & Order」の吹き替え翻訳を担当させていただいていたこともあり、法廷モノは数多く観てきたのですが、最後の最高裁の判決のシーンは、やっぱり裁判長自らが言い渡す形にして欲しかったかな。

やっぱり、これがないとどうも締まりが悪い・・・

演出として、新聞社の現場の記者たちの表情が欲しかったというのも分からなくはないですが。

 

とはいえ、全体的にはメッセージも伝わりやすく、すごくいい映画でした。

まぁ、良くも悪くも万人に受けるスピルバーグ監督の作品とも言えますが。

 

キャストはもう最高です。メリル・ストリープトム・ハンクス。若干、メリルの方がトムの演技に食われてた気もしますが。

 

意外にもこの2人、初共演なんですね。

なんか、かなり一緒に出てるイメージを勝手に持ってました。

 

 最後に、余談になりますが、前回の「トレイン・ミッション」では、僕の大好きなドラマ「ブレイキング・バッド」のマイクが出てた!と書いたのですが、今回もブレイキング・バッドから、Better Call Saulのソウル・グッドマン役、ボブ・オデンカークが出ててめっちゃテンション上がった!

今回は悪徳弁護士ではなく、ワシントン・ポスト紙の編集局次長として、文書入手に奔走するかなり大事な役を演じてます。

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ペンタゴンズ」<オススメ度>

★★★★☆

Must see it!

 

今回はこの映画の予告編を使って英会話に使える表現を見ていこうと思います。

 

①リスニングチャレンジ

The Post - Trailer

 

③日本語訳をチェック

 ペンタゴンズ」予告オリジナル字幕

↓↓↓

本職は吹き替え翻訳なので、字幕屋さんのような小洒落た字幕は作れません笑

※極力英語の原音に忠実な訳をあてていますが、流れを重視して意訳をしている箇所もあります。

 

(0:03)

“例えば” の話だが…

(0:04)

仮説なら要らないわ

(0:07)

事実だとしても 気にいるかどうか

(0:13)

文書を手に入れたの?

(0:16)

まだだ

(0:19)

重大な機密保護違反だ

(0:22)

ペンタゴンにスパイが?

(0:24)

戦争に関する最高機密文書だ

(0:28)

NYタイムズによると

政府は30年も –

(0:30) 

ベトナム戦争に関して

嘘をつき続けてきたと

(0:35)

今こそ 彼らの嘘を暴く時だ

(0:40)

ワシントン・ポストの社主は -

(0:44)

“決断力のない女性だ” と…

(0:48)

率直な意見ね ありがとう

(0:52)

仕事だ 文書を探し出せ!

(0:55)

長年にわたる

政府の秘密を暴こうとしてるんだぞ

(0:59)

それって 合法ですか?

(1:00)

そんなことを気にしてて

新聞屋が務まるとでも?

(1:02)

手がかりをつかんだ

(1:05)

大事なものでも?

(1:07)

“ただの” 政府の機密文書だよ

(1:11)

ベトナム戦争に関する

NYタイムズの記事は差し止められました

(1:18)

記事を出せば うちも裁判に

(1:19)

どう言うこと?

(1:24)

全員 刑務所行きだ

(1:28)

全財産 そして会社

彼女はすべてを賭けた

(1:37)

すごく勇気のいることだわ

(1:39)

国を相手に負けることは

ワシントン・ポストの終わりを意味する

(1:44)

我々が政府の嘘を暴かないで

誰がやる?

(1:48)

かなりのリスクよ

(1:51)

ニクソンはあらゆる手を使って

君を葬り去る気だ

(1:55)

わかってるのか?

(1:57)

助言は求めたけど

許可をくれとは言ってない

(2:02)

彼女にできるはずない

今まで築き上げてきたものが 無駄になる

(2:06)

記事を出せなければ –

(2:10)

我々も国も終わりだ

(2:14)

決断してください

 

 

<英語解説&訳注>

(0:03)

hypothetical question = 仮説

 

(0:13) 

the papers

→ 通常、paper (紙) は不可算名詞として a paper や papers のように使うことはありません。

ただ、今回のように「文書」や「書類」という意味では可算名詞として使われます

 

(0:19)

devastating = 計り知れない

security breach = 機密保護違反

 

(0:24)

highly classified = 最高レベルの機密

 

(0:28)

detailing = 〜と詳細に述べる

 

(0:44)

resolve = 決断、決断力

 

(0:48)

frankness = 率直さ

 

(0:55)

expose = 暴く

 

(0:59)

legal = 合法な

 

(1:00)

What is it do you think we do here for a living

→ 直訳:なんのためにここで働いてると思ってる?

つまり、記者として働いてるのは「信念のため」であって、真実を明るみに出すためにはその行為が違法か合法かなど気にしないということ。

 

(1:02)

I might have something.

→直訳:何か持ってるかもしれない

something はもちろん、「何か」という意味もありますが、

重要な事態が発生した時などに、

Something just happened. 

などと使えます。

したがって、ここでも「手がかり」的なニュアンスで使えると考えられます。

 

(1:07)

Just government secrets

→ Just (ただの) をつけてるところが面白いですね

 

(1:12)

NY TImes was barred 

→ bar は「〜を禁じる」

受動態で禁じられた

 

(1:19)

Supreme Court = 最高裁

 

(1:28)

fortune = 財産

entire = 全ての

 

(1:37)

brave = 勇気がある

 

(1:39)

cease to = ~をやめる、終える

exist = 存在する

 

(1:44)

hold them accountable

→ hold 人 accountable で「~に説明責任を果たさせる」

という意味になります

 

(1:48) 

Can’t hold them accountable if we don’t have a newspaper.

→ 直訳:新聞がなければ、説明責任を果たさせることはできない

つまり、裁判で負けた結果、会社がなくなってしまっては、説明責任を果たさせることはできなくなる、ということ。

 

(1:51) 

muster

→ 「~をかき集める」

muster the presidency なので、大統領権限を最大限に使ってという意味

 

(1:57)

permission = 許可

 

(2:02)

legacy = 遺産

~ is at stake = ~が危険にさらされる

 

(2:10)

We will lose, the coutry will lose.

直訳:我々も 国も負ける

→ 劇場版の字幕翻訳を担当された松浦美奈さん。

「自由の火が消える」

って字幕は、僕には100年かかっても作れません!

この映画で一番インパクトのある字幕でした。

 

かっこいい!鳥肌ものでした・・・

 

僕的には映画「カサブランカ」の

Here's looking at you, kid.

(君の瞳に乾杯)

と同じくらい衝撃を受けた台詞です。

 

では。

Ciao!

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。  

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